【2022年】スケボーカッコいいトリック・キックフリップ(KICKFLIP)について

今回は、スケボートリックの中でもできたらカッコいいキックフリップについて紹介したいと思います。
そもそもキックフリップをするには、オーリーができないと基本無理です。
やはりオーリーと同じくジャンプをしてから行うトリックなのでオーリーがそれなりにできるようになってからキックフリップのトリックを練習する方がいいでしょう。

フリップの中でも種類もたくさんあるのでキックフリップ以外にもいくつかフリップトリックを紹介いたします。

目次

キックフリップとは、どういうトリックなのか?

スケートボードをしている男

キックフリップとは、オーリーのようにテコの原理で板を弾いた後に、前足(ノーズ側)の小指辺りで板を擦り抜くことによってデッキを縦に一回転させるトリックです。
縦回転系のトリックの中でも最も基本的な技です。
キックフリップを安定してできるようになれば個人的には、上級者ですが一般的には中級者の仲間入りをしているといってもおかしくないです。
キックフリップは、オーリーが基盤になっているのでオーリーができるようになっているのが必須条件です。
オーリーが安定してでき高さなどもしっかりでているなら下記で紹介している練習方法などで一週間もしないうちにできるようになると思います。
自分自身は、オーリーがまだまだ未熟な状態でキックフリップに手を出したのでできるようになるまで一ヵ月くらいかかりましたね。

オーリーが安定してできるようになり高さも30㎝くらいは安定して跳べるようになってから練習をする方がいいと思います。

キックフリップをする際のスタンスは?

23 Kick Flip(キックフリップ) | スケートボードのHOW TO(ハウツー)

ノーズ(前側)の足を少し斜めにして前のビスにつま先がくるぐらいの位置に足を置くテール(後側)の足をオーリーをする際の足の置く位置と同じ位置におくようにする。
まずキックフリップを行う際には、オーリーをする時のような高さが出ないといけないのでオーリーをするときのスタンスに近づけてやるのが良いと思います。
ただスタンスは、あくまでも個人差があるので上でお伝えしている上記のスタンスをだいたいの目安にして自分のやりやすい位置をみつけるのが良いと思います。
前足の位置の関係でバランスが取りづらいかも知れませんが重心はできるだけデッキの真ん中にくるようにするのがいいです。

上半身の向きもデッキと平行だとやりにくいかも知れないので気持ち前を向いているような姿勢がいいと思います。


キックフリップの練習する順番

昼間に空中でジャンプする白いTシャツと黒のショートパンツの男

そもそもトリックの練習は一連の動作をパーツ分けをして練習することが大切です。
キックフリップは、後ろ足で弾いて前足で擦りぬいて重心のバランスを取って板に両足で乗るなど簡単にお伝えすればこれだけでいいですがわかりやすく動作をお伝えしたいので動作を一つ一つ別の手順としてお伝えできたらと思います。

今回お伝えする手順の動作を一つ一つ順番に感覚をつかんでいけばキックフリップができるようになるハズです。

1.ノーズを前足で擦る練習

ノーズの先を擦りぬく練習をしましょう。
後ろ足はテールを踏んだままデッキを持ち上げノーズ側の前足の小指の辺りで擦りぬくイメージです。
前足の位置はノーズ側の左半分のナナメ先くらいです。
前足で擦りぬく動作は日常ではまったくやらない動作と思うので最初なれてくるまでは、この動作自体を行うことが難しいと思います。
普段やらない動きなので動かす筋肉が擦りぬく動作に慣れていないと思います。
なので、この手順でシューズの側面を削ってしまう感じでフリックをして前足で擦りぬく感覚をおぼえこませます。
オーリーもそうですがキックフリップの練習もかなりシューズの側面が消耗するので何か保護するシューグーなどでも塗っている方が賢明だと思います。
場合によったら靴ヒモなども切れるおそれがあります。

練習用の靴などがあればスケボーする際には、履き替えた方がいいかも知れませんね。

2.フリップだけを練習する

スケートボードで乗る男

フリップだけの練習をしましょう。
テールを後ろ足で弾きデッキが浮き上がったタイミングでノーズを前足で擦りぬきます。
フリップをしたあとにデッキに乗りに行かなくていいです。
フリップの感覚は手順1.で練習したフリップと同じようにすることを意識します。
フリップを行う時のポイントは前足を地面と平行に抜くということ、ノーズのどのあたりを前足で抜くかをしっかりと目で追いながらフリップするといいでしょう。
デッキの擦りぬくポイントを何らかの印をつけるとわかりやすくなると思います。
この手順でフリップができるようにならなければキックフリップを完成させることは難しいです。
安定してフリップができるようになるまで繰り返し練習をするだけです。

上手く擦りぬけない場合は、1.に戻って擦りぬく動作を覚えてください。

フリップができない理由

グレースケール写真でスケートボードに乗って黒いジャケットとズボンの男

フリップができない理由はいろいろあると思います、その中でも主な原因として、いくつか紹介したいと思います。

デッキが前足に絡まったりする

上手にフリップができないときによくあるのが前足を綺麗にぬききれずに足にデッキが絡まってしまうときがあります。
このような状態がよく起こるときは、もう一度手順1.を行い感覚をつかんでください。
その後、この手順に戻り思い切って前足を擦りきってみてください。
上手く回せる場合が多いです。

自分で思っているより思い切って擦る動作をやってみる方が上手くできたりします。

デッキが横や斜めを向いて回転してしまうことがある

これは前足でノーズを擦る時の位置がずれていることが原因でおこります。
なので初めにノーズのどの辺りを擦るのかを意識してそのポイントを狙って前足で擦りに行くのがいいと思います。

デッキを前足で擦りきるまでしっかりと自分で見ておくことが重要です。

デッキの裏乗りをしてしまうことがある

デッキの裏乗りする方は、キックフリップの完成までもう少しというところまで来ています。
板の真上に跳んで乗るということはできているので、後はしっかりとデッキを回転させるだけです。
まずはスタンスを見直してみるのがいいと思います。
最初のうちは前足はできるだけノーズの先端に近く、そして浅い位置におくと抜きやすいです。
少し上半身を開いて板に乗るようにすると回しやすくなる場合があります。

ジャンプをするときも腕を背中側に思いきり振り上げるようにしてジャンプすると少しでも高く跳ぶことができるのでいいと思います。

キックフリップのコツをお伝えしたいと思います。

当たり前のようなことなんですが、腕を思い切り背中側に振り上げるといいです。
理由としては、重心を板の上で安定させるために非常に有効な方法です。
しっかり上半身を上に持ち上げることができるので、下半身に余裕ができフリップもしやすくなります。

これを意識して練習することでキックフリップを完成させる近道になります。

さいごに

キックフリップは難しい技であるというイメージを持たれている方は多いと思います。
今回、紹介した練習方法のとおりにしっかりと感覚をつかみさえすれば、技として完成させることは難しくないはずです。
練習したけど全然できないという方は、どこかの手順での感覚をつかめていないまま次の手順に進んでしまっていると思います。
お伝えしている練習方法のコツを一つ一つ手順を踏むようにすれば必ずできるようになります。
オーリーができるようになった方は挑戦してみるといいと思います。

わーさん

キックフリップを完成させることができるようになれば私のなかではもうスケボー上級者ですね。

スケボー小僧

わかります、むしろ僕の中ではオーリーができたら充分スケボー上級者と思ってます。


他にもスケートボード関連の記事もありますのでぜひ併せてご覧ください。

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