スケートボードのグラインド技術の中でも、スタイリッシュで高度な「5-0 グラインド」は、多くのスケーターにとって憧れのトリックです。
この技は50-50 グラインドの進化版ともいえるもので、バランス感覚とテクニックが求められますが、練習を重ねれば確実に習得できる技です。
今回は、5-0 グラインドのやり方を誰でも分かりやすく解説します!
5-0 グラインドとは?
5-0 グラインドは、スケートボードの後ろトラックだけを使ってレールやカーブの上を滑るトリックです。
前足を浮かせた状態でバランスを取りながらグラインドを行うため、50-50 グラインドよりも難易度が高くなりますが、その分カッコ良さも際立ちます。
5-0 グラインドの基本ステップ
まず、通常のオーリースタンスと同じように、後ろ足をテールに置き、前足はボードの中央か少し前方に配置します。
50-50 グラインドと似ていますが、後ろ足に重心をかけることがポイントです。
レールやカーブに対して、まっすぐな角度でアプローチします。
最初は低速で挑戦し、慣れてきたら徐々にスピードを上げていきましょう。
アプローチしてきたら、オーリーをしてボードの後ろトラックをレールに乗せます。
このとき、前足を少し浮かせ、後ろ足に重心をかけることで、ボードが後ろトラックだけでグラインドするようにします。
レールの上で後ろ足に重心をかけつつ、前足を浮かせたままグラインドします。
膝を曲げて、重心を低く保つことでバランスが取りやすくなります。
グラインドが終わる直前に、後ろ足で軽くオーリーをしてレールからボードを外し、地面に着地します。
着地の際は、前足を使ってボードをしっかりとコントロールし、滑り続けます。
5-0 グラインドのポイント
後ろ足に重心をかける
バランスを取るためには、後ろ足にしっかりと重心をかけることが重要です。
前足を少し浮かせる意識を持つと、自然に重心が後ろに移ります。
膝を柔らかく使う
膝を曲げて重心を低く保つことで、バランスが取りやすくなります。
また、衝撃を吸収するためにも膝を柔らかく使いましょう。
レールにしっかりと乗る
オーリーのタイミングをしっかりと合わせて、確実に後ろトラックがレールに乗るように意識しましょう。
よくあるミスとその対策
- ボードが前に傾く: 前足に力が入りすぎると、ボードが前に傾いてしまいます。
前足を軽く浮かせる意識を持ち、後ろ足に重心をかけましょう。 - バランスを崩す: グラインド中にバランスを崩す場合、膝の使い方や重心の位置を再確認しましょう。
低く構えることで安定感が増します。
5-0 グラインドをマスターしたら…
5-0 グラインドを習得すれば、さらに高度なグラインド技にも挑戦しやすくなります。
「ノーズグラインド」や「クロックスグラインド」など、バリエーションを増やすことでスケートボードのスキルがさらに広がります。
まとめ
5-0 グラインドは、50-50 グラインドに次ぐ重要なグラインド技であり、バランス感覚とテクニックが求められます。
このガイドを参考にして、ぜひ練習を始めてみてください。
焦らずに練習を続けることで、確実にスキルアップし、スケートボードの楽しさがさらに広がることでしょう。
次のトリックにも挑戦して、スケートボードの世界をもっと楽しんでください!