今回の記事では、スケボーを滑るにあたり、とても重要になってくる様々なスタンスの中でも難しいフェイキーを重点にお伝えしたいと思います。
スタンスによってトリックがやりやすいとかもあるので、今回の記事を読むことで自分に合う新しいスタンスを見つけ様々なトリックができるようになる方もでてくると思います。
自分に合うスタンスを見つけることでスケボーの上達スピードは変わってきますよね、
この記事を読むことでスタンスの種類や違いなどもわかりそうですね。
基本的なスタンスについて
基本的にスケボーには、4つのスタンスがあります。
- メイン
- スイッチ
- ノーリー
- フェイキー
この4つです。
初心者のころは、メインスタンスが全員例外なくやりやすいスタンスだと思います。
ただ長年スケボーに乗っていると、メインスタンスがやりやすいという考えが変わってくることがあります。
トリックができるようになってくれば、よりスタンスにこだわりがでてきますね。
メインスタンスを変える考えになる理由
スタンスを変える考えになる理由としては、スケボートリックでスイッチスタンスではできるけどメインスタンスではできない、というようなことが後々起こってきます。
例外はあると思いますが基本的に回し系のトリックであるという特徴があります。
レールトリックやカーブトリックではあまりありません、なかにはテールスライドなどは、メインよりスイッチの方がやりやすいというスケーターの方もいます。
その中のスタンスでもフェイキーが難しいとよくいわれています。
自分もスタンスを変えようと思ったときにフェイキーは難しいなぁと思いました。
フェイキー(Fakie)とは?
そもそもフェイキーというのは、普段走行している方向の逆方向に走行することをいいます。
レギュラースタンスの人にとってはグーフィーが、グーフィースタンスの人にとっては、レギュラーがそれぞれのフェイキーにあたります。
もう少しわかりやすく補足をつけたします。
- レギュラーは、右足がテールの上、ノーズを前にして進む。
- フェイキーは、右足がテールの上、テールを前にして進む。
- スイッチは、左足がテールの上、ノーズを前にして進む。
- ノーリーは、左足がテールの上、テールを前にして進む。
グーフィーはレギュラーのスイッチと同じ。
スタンスもこれだけ種類もありますが自分に合ったスタンスは、単純に乗りやすいスタンスが一番いいと思います。
スタンスの中でも、どのスタンスが一番難しいのか
スタンスの中で一番難しいスタンスは、どのスタンスなのか?
ここでは、スケボー初心者は外して考えたいと思います。
正直、人には得意不得意があるのでノーリーが得意な人もいればスイッチの方がやりやすいという人もいると思います。
なので、人によりますと言えばそこまでなんですがスケーターの皆さんの割合で言えば、先ほどもお伝えしてますが
【フェイキーが一番難しい】とよく聞きます。
なんでそんなにフェイキーが難しいんだろ?
フェイキーが難しい理由
フェイキーが一番難しいと言われる理由として挙げられるのがメイクが困難な所にフェイキーで入るスケーターが少ないからです。
国内の有名な、お台場の船乗り場ハンドレールでは、メイン、ノーリー、スイッチ、全てのスタンスで出ていますがフェイキーは、出てきていないと思います。
このことから有名なスポットからこそフェイキーでのトリックが聞こえてこないということなので、加味するとフェイキーは、一番難しいというのも案外的を得ているんじゃないかと思います。
なかにはフェイキーの方が得意だって人もいるかも知れませんがなかなか聞かないですね。
なぜメインスタンスで出来ないのにフェイキーでは出来るトリックがあるのか?
スケボーは年数を重ねるごとにメインスタンスだけでなく、スイッチやノーリーをやり始める人が大半です。
そこで気が付く人も多いです。
あれ?メインで出来ないトリックがスイッチなら出来た、というようなこともあります。
これは何故なのか?ここでは、フリップトリックについて、お伝えしたいと思います。
カーブとかになるとまた少し違ってきます。
やり方を理解することと出来るかは別
スケボーは、頭の中で理解をしていても出来ていないことも多くあります。
「出来ないということは、わかっていないんじゃないの?」となりそうですが、スイッチで出来るのにレギュラーでは出来ないということは、そういうことなんです。
人間は、自分の体を全て100%思い通リに動かすことができないので、こういうことが起こります。
利き足である右足首は思い通リに動かせるけど左足首は、ちゃんと動かせないという感じです。
自分の感覚では、「スイッチキックフリップは得意」だけど「レギュラーキックフリップは苦手」という人のパターンが一番多いと思います。
これは、説明した通リ、スイッチで抜き足となる右足首が利き足である場合、スイッチが得意になるのは当然ですよね。
仮に椅子などに座ったままでデッキの上に足を乗っけてフリップをしてみればよくわかります。
利き足でない方でフリップをメイクするのは、とても難しいですよね。
これらの理由がトリックが出来ないことの原因だったりします。
いくら足の動きを教えられてても、その通リ動かないのですから、どんなに教えてもらってもできるわけがないんです。
やり方の問題ではないのでいきなり今日から急に足が思い通りに動くなんてことはありえませんからね。
違うスタンスでも簡単にできるようになる方法はないのか?
レギュラーで、出来ないトリック、特にキックフリップに関しては、残念ながら得意なトリックになることは、かなり努力しないと難しいと思います。
私自身も間は空きますが20年近くスケボーをしてきたなかで、2,3年キックフリップが出来ないのに4年目から急に出来るようになった人を見たことはないですね。
得意になるのは、無理だけどメイクするだけなら話は別です。
これから先でスケボーの対しての様々なメカニズムなどが世間的に取り入れられて科学的なトレーニングでスケボーを取り入れることにより、キックフリップの簡単なやり方などがわかり、得意なトリックになったりすればいいですよね。
そうなればスケボーの上手な人だらけになりそうですね。
まとめ
メインスタンスで出来ないのにスタンスを変えることで出来るトリックが存在するのは、デッキを回転させる足首が利き足である方がデッキが上手く回せるからということになります。
ボールを蹴るときもそうですよね、皆さんが利き足で蹴るのは、利き足の方がコントロールが効くし力も強いからですよね、スケボーも同じ理屈で利き足の方がコントロールできるのは当たり前ですよね。
今回は、スタンスを変えることにより様々なトリックが出来るようになったりすることをお伝えしました。