コーチングのタイプ分け診断とは?VAK診断について紹介‼

コーチングのタイプ分け診断をご存知でしょうか?

今回の記事では、VAK診断について紹介いたします。

コーチングする際には常に継続的にクライアントと関わる場合だけではありません。

その場でどうにかしたい悩みを突然されることもあります。

そんなときに本来ならゆっくりその人がどのような方か聞いていき、その中で信頼関係をつちかっていくのですがどうしても早い段階で信頼関係を築くためには、相手の価値観を推察することも必要です。

ピタッと合えばいきなり親しい状態になれますのでセッションがスムーズに行きます。

初対面でどんな方とでも相手と打ち解けるのが早い方の多くは、意識無意識かはわかりませんが相手の望んでいる応答を答えていることが多くあります。

ここで誤解がないように補足すると、相手の望むべき応答とは答えや結論ではなく、

「話し方」「声のトーン」「話すスピード」「顔の表情」「目線」「ボディランゲージ」など細くあげればキリがないのですがこのようなものを相手が望んでいる状態で相手に接するということなのです。

もし相手があなたが望むべき言い方や声のトーン、話すスピード、表情などで接してくれたらどうでしょうか?

リーマン

この人よくわかんないけど話しやすい人だなぁ

となったりする場合が多いですよね。

相手との距離を近づける1つの方法と考えても良いと思います。

では、コーチングでのタイプ分けを書いていきます。

目次

そもそもVAK診断とは?

VAK診断というのは、【人が5感のうち、どの機能をより多く使って情報処理をしているのか】を見る診断テストです。

この5感について説明しその中でも重要な3点をより詳しくお伝えしていきます。

この5感について知ることで自分自身が5感の中で何をより感じ取っているのか理解できることだと思います。

人それぞれの感覚器【五感】

人それぞれの感覚器には優先順位があります。

その中で人間には五感というものが存在します。

それが視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚、この5つがあります。

私たちは、この5つの感覚を使って自分の周りの世界を理解し感じています。

人は多かれ少なかれ、この5つの感覚をフルに使って物事を理解しているのですが実はこの5感は平均的に使っているわけではなく人それぞれに優先度が存在します。

  1. 視覚から情報を多くとる人
  2. 聴覚から情報を多くとる人
  3. 体感から情報を多くとる人

ここでは主に大きな違いがある、この3つのタイプについて書いていきたいと思います。

視覚·聴覚·体感覚

視覚·聴覚·体感覚この3つのタイプについて特徴などをお伝えしていきます。

視覚優位のタイプの特徴

このタイプの方は、映像の動画などで事象を捉えますので話をする際に基本映像の動画が頭に浮かんでいます。

動画なので次々に場面が展開していきます、それを少しでも相手にわかるようにお伝えしようとします。

これが基本イメージです。

特徴としては、マシンガントーク、言い間違いも多い、口調が単調になりやすい、手や指が話す際に動く場合が多い、自分の中の映像を確認するために上の方向を見ることが多い、見たことを説明することができる、オシャレな人が多い

などがあげられます。

聴覚が優位のタイプの特徴

このタイプは主に音や言葉で事象を捉えます。

基本ICレコーダーを頭の中に持っている感じです。

ICレコーダーが基本になるので相手に筋道を立てて、お伝えしようとします。

次のような特徴の方が多いです。

論理的な説明する場合が多い、話の矛盾を看過できない場合が多い、左右に目を動かす場合が多い、声を聞いただけで誰か当てることができる、人の話を聞くのが好き、音楽が好きな人が多い、本が好きな人が多い、聞いて学習することが得意、音に敏感、雑音があると集中できない場合が多い

などがあげられます。

体感覚が優位のタイプの特徴

このタイプは主に感覚や雰囲気で事象を捉えます。

基本「心地良いか悪いかの温度計」を頭の中に持っている感じです、「心地良いか悪いかの温度計」なので気持ちや感情などを伝えようとします。

次のような特徴の方が多いです。

気持ちを正確に伝えようとし、ゆっくりした話し方になる場合が多い、温度計などで説明がしにくい場合が多い、言語以外で伝えようとする、形容詞が多い、何かを考えたり思い出す時に下向きを見ることが多い、まずは体験したいと考える、居心地の良さを大切にする場合が多い、心地良さを大事にするのでラフな服装が好き

などかあげられます。

タイプ分けが全てではない

これらのタイプ分けで全てが決まる分けではありません。

相手を理解するヒントと考えていただければ良いと思っています。

相手のタイプがある程度予想してお話をするのは、諸刃の剣ではありますので、全ての場合でこのタイプ分けをする必要はありませんが相手の優先の感覚に合わせて話をしていく方がより上手く進みやすい場合が多くあります。

資格優先タイプ、聴覚優先タイプ、体感覚優先タイプこの3つのタイプを例にしてお伝えします。

  • 視覚優先タイプの人と一緒に考えるのでしたら付箋や映像などを使うのが良いでしょう。
  • 聴覚優先タイプの人と一緒に考えるのでしたら、より丁寧な細かな所まで考える方が良いでしょう。
  • 体感覚優先タイプの人と一緒に考えるのでしたら、より相手の言語外での表現を拾ってあげる必要があるでしょう。

相手のタイプを気にする必要性はないと考える方もいるかも知れませんが私は「視覚優先タイプ」ですのでいろいろ映像化して想像して物事を進めたいと考えてしまうのでこのように考えていると言えるかも知れません。

さいごに

今回の記事でコーチングのタイプ分け診断とVAK診断について紹介いたしました。

VAK診断というのは、人が5感のうち、どの機能をより多く使って情報処理をしているのか見る診断テストです。

今回の記事を読むことで自分自身がどの5感をより多く使用して情報処理をしているのか理解できたと思います。

自分自身どの5感を多く使用しているかでコーチングを学ぶ際にも自分に向いているコーチングスキルの教わり方などもわかると思います。

これが理解できることによりコーチングスキルを活用する際にも相手の5感にあわせたコミュニケーションがとれることが間違いないと思います。

他にもコーチングスキルの4つの基本前提なども下記の記事でお伝えしているので併せて読んで見てください。

コーチングを受講する際にどのように自分自身を変えられるのかメリット・デメリットについてもお伝えしている記事もありますのでこちらの方も併せて読んで見てください。

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